行政書士試験に挑んだ。その事実だけで「選ばれし者」であって、受けるだけで「すごい」

行政書士試験合格

いや、すごいですよ、試験本番に臨んで、実際に受けて、3時間、完答できただけでも。

まず大前提として、仕事を持ち、日々の生活に追われる社会人が、行政書士試験という難関資格にエントリーし、当日、会場へ足を運んだ。

これだけで、あなたは日本の社会人の中でも上位数%に入る「忍耐力」と「向上心」の持ち主です。

世の中には「資格を取りたいな」「何か勉強しなきゃな」と口にする人は無数にいます。

しかし、実際に数千円~万円の教材を買い、数百時間の勉強時間を捻出し、冷たい空気の流れる試験会場の椅子に座る人は、ほんの一握りしかいません。

そもそも、申込者数と受験者数が全然違うんですから(笑)。

手応えがどうあれ、あなたは「戦う土俵」に上がりました。

その勇気こそが、ビジネスパーソンとしての大きな資質です。

行政書士試験は「3時間ノンストップ」という極限状態

行政書士試験の過酷さは、その内容の難解さだけではありません。

「3時間、一滴の水分も摂らず、一瞬の油断も許されない状況で思考し続ける」という身体的な負荷にあります。

  • 集中力の持続: 180分間、複雑な法令用語と格闘し続ける。
  • 生理的な制約: 飲み物を飲むことも、席を立つことも(原則として)制限される。
  • 精神的プレッシャー: 1年の努力がこの3時間に集約されるという重圧。

今の日本で、会議や仕事中に「3時間、一切の休憩なしでフル回転し続けられる」社会人がどれほどいるでしょうか?

多くの仕事は、適度にメールをチェックしたり、コーヒーを飲んだりして、脳を休めるタイミングがあります。

しかし、試験本番は違います。

あの極限の180分を完走したあなたの「精神的なスタミナ(耐力)」は、すでに実務においても即戦力級の強靭さを備えています。

宅建士の「2時間」ですらすさまじいデトックス効果

同じ国家試験である「宅建士(宅地建物取引士)」も同様です。

行政書士のサブクエストとしてチャレンジし、無料教材も駆使しながら、何とか一発合格できましたが、試験時間は2時間、あの緊張感の中で2時間解き続けることも、普通の人からすれば驚異的な集中力です。

「たかが試験でしょ?」と笑う人がいたら、一度過去問を2時間ぶっ続けで解かせてみればいい。

おそらく、1時間も経たずに集中力が切れ、スマホを触りたくなるはずです。

実際、ぼくも資格試験じゃなければ、スマホ触って、10円玉を磨き続ける動画とかを観てしまいます(笑)。

それほどまでに、「決められた時間に、決められたルールの中で、全力を出し切る」という行為は、現代社会において希少なスキルなのです。

ある種のデジタルデトックス、といえるかも知れません。

行政書士試験は市民マラソンと同じ「完走」の価値

行政書士試験への挑戦は、市民マラソンに非常に似ています。

マラソン大会に出場する人は、必ずしも全員が「優勝」や「サブスリー(3時間切り)」を目指しているわけではありません。

「42.195kmを走り抜くこと」そのものに価値を見出し、自分の限界に挑むために走ります。

そして、ゴールした人には、タイムに関わらず沿道から惜しみない拍手が送られます。

行政書士試験も、いわば「脳のマラソン」です。

  • 何ヶ月も前からコンディションを整える。
  • 誘惑を断ち切って練習(勉強)を積む。
  • 当日の不調やトラブルを乗り越えて、最後の一問までペンを動かす。

記述式の最後の1文字を書き終えたとき、あなたは間違いなく「完走者」となります。

その事実は、合否に関わらずあなたの血肉となり、次なる挑戦への確固たる自信になるはずです。

5. 本番で全問解けたなら、社会人としての「耐力」は合格点

もしあなたが今回の試験で、時間内に全問を解き終え、マークミスをチェックし、記述式を埋めることができたのなら、それだけで、あなたの「社会人としての実行力・完遂力」は極めて高いといえます。

自信、なんて、最後は自己満足ですから(笑)。

ビジネスの世界では、知識よりも「最後までやり遂げる力」が重宝されます。

トラブルが起きても逃げ出さず、締め切りまで粘り強く考え抜く。

行政書士試験という過酷な舞台でそれができたあなたなら、どんなに困難なプロジェクトでも、最後には形にできる力を持っています。

まとめ:自分を褒めることから、次が始まる

ここまでの内容をまとめておきましょう。

試験が終わった今、反省点は山ほどあるかもしれません。

「あの条文を覚えていれば」「もっと早く記述に取り掛かれば」……。

しかし、今はその反省を横に置いて、まずは自分を労ってください。

「自分は、あの地獄の3時間を戦い抜ける人間なのだ」という事実に、もっと自信を持っていいのです。

その自信こそが、行政書士として登録した後の「粘り強い実務」を支え、あるいは別の道に進んだとしても、あなたを支える一生の財産になります。

と、自分に言い聞かせて。

さて、行政書士の受験体験記は合格体験記に変わるだろうか・・・。

合格発表が待ち遠しいです。

(2026年2月追記:なんとか合格できていました。一回で合格できて、ほんとに良かった。)

2025年、宅建と行政書士に一発合格できたので、思い切って予備試験にも挑戦してみることにしました。

全然レベルが違う、そんなことはわかっています。

50代で合格する人はほとんどいない、それもそうでしょう。

でも、入門講座だけなら価格も下がってきているので、自分の適性を試し、短答試験を実際に受けることくらいはできます。

子供も大きくなってきたし、2026年はこれに挑戦してみよう。

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