司法試験の予備試験への挑戦。
会社員、50歳を超えて、いよいよ短答式の初受験に向けて準備を進めているのだけれど。
正直、今まで生きてきて、ここまで学習が難航している経験は初めてだ。
かつてないほどの巨大な壁にぶち当たっている感じ。
現在の率直な心境を、備忘録として書き残しておきたい。
終わる気がしない「辰巳の肢別」
昨年、宅建士試験と行政書士試験に合格できたことで、法律学習のリズムはある程度掴めているつもりだった。たとえ、表面的だとしても。
しかし、予備試験は甘くない。
現在、それらの試験では触れてこなかった、初学の「刑法」「刑事訴訟法」「民事訴訟法」の3科目を最優先に学習している。
教材は定番の辰巳法律研究所の肢別過去問で。
しかし、通勤時間その他、ひたすら問題を回しているのだけれど、とにかく、まったく終わる気がしない。
解いても解いても共通点がよくわからず、まるで底なし沼を歩き続けているかのような感覚に陥っている。
伝聞例外、これこれ、と思って選んでも、ちょっとしたレトリックで落とし穴に落ちたり。
あと、余計なことを考えちゃう。
なんで被疑者勾留はこんなに厳しいんだ、20日も不在にしたら、もう職場に戻れないよ、とか。
気分転換の「論文問題」でさらにパニック
短答の無限ループにパンクしそうになり、「少し気分転換に論文問題の過去問でも眺めてみよう」と思っても、こちらはこちらで、やっぱり難しい。
短答問題に求められる細かい知識と、論文問題に求められる基本的な思考プロセスが頭の中でうまくリンクしない。
論文ではこのあたりが繰り返し出ている、というのがわかるのは、気分的に前向きになれる。
しかし、短答の知識が論文のどこでどう重なり、どう活きるのか、結局はよくわからず、「点」の知識が「線」にならない。
こんなの、いつか、解けるようになるのかなあ。
どうやって倒せばいい?「カーズ」や「セル」を前にした絶望感
世代的に、ジョジョの第2部のカーズ、あるいはドラゴンボールの初期がわかる人向けの話だけれど。
ぼくだって、これまで諦めずに学習を継続してきた自負はあって。
英検1級だって、すんなりとはいかず、40代半ばに挑戦を始めて、4回目の受験でようやく合格できた。
その他、簿記やらFPやら、資格試験に対する粘り強さには、多少の自信がある。
しかし、予備試験はあきらかに別格の難しさだ。
『ジョジョの奇妙な冒険』で究極生命体となったカーズや、『ドラゴンボール』の完全体セルを初めて目の当たりにしたときに、こんなの、どうやって勝つんだ?と思った感じに近い。
兎に角、範囲が広すぎて、どうやって慣れていくのかのイメージが難しい。
自分の持っている武器、知識が全く通用しない。
「一体どうやって倒せばいいのか……」
7月19日、試験本番までの時間は確実に減っているのに、知識は定着せず、全体像も掴めない。
今はただ、この巨大すぎる壁の前に立ち尽くしている。
……果たして、この絶望から抜け出せる日は来るのだろうか。
短答ですら、2年かかるのか。
いやぁ、そんなのは嫌だ、まだあきらめたくない・・・。

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